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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第4章 叔父と姪の間柄



姪っ子だから‥


絶対の安全圏‥



「・・・・・」


宮村さんの言葉が心に刺さる‥
ズキズキと痛いくらいに、私の心をえぐる。


絶対の安全圏‥
姪っ子だったら何も無いから、本当にその理由で私をバイトに選んだの?
女性とも恋愛対象にもならない存在、私が遥叔父さんの姪だから。



「舞ちゃーん?」


「・・・えっ!?」


私‥‥高嶋さんに呼ばれていた事も分からないくらいに、動揺してボーっとしていた‥‥みたい‥
だって‥‥一番聞きたくない言葉だったの、叔父と姪って言葉。



「あー聞いて無いし‥
マスターが叔父さんだったら、俺名乗りあげちゃおうかな?
舞ちゃん今度デートでも行かない?」


「えっ‥‥あの‥‥その‥‥
昼のお客さんも最後みたいだから‥
私、夕食の仕込みして来ます」


聞きたくない‥‥
高嶋さんに誘われても嬉しくない‥
そんな気になんてならない。


私は高嶋さんの言葉を避けるように、カウンターの奥の居住部分に入る入り口に逃げ込んだ。




遥叔父さんの前で、デートの申し込み‥
それもあんな軽いノリで言うなんて絶対に嫌!


高嶋さんがああ言っても、遥叔父さんは何時も通りで、デートに誘われた事を何も思っていなそうな雰囲気だったのも嫌だったの‥
もう少しリアクションしてくれても良いじゃない、遥叔父さん!!


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