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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第5章 舞の告白
「うっっっ‥‥‥」
部屋に飛び込み、ベッドで泣いて泣いて、私はどれだけそうして居たのだろう。
痛くて辛くて悲しくて‥‥
突き付けられた現実に、私心が壊れてしまったのかな?
涙が出る以外、何も考えられないよ。
「うっっ‥‥‥」
泣いても泣いても、涙は止まる事無く溢れて来て、私自身どうしようも出来ない‥
尽きない涙が、心の傷の深さを現しているよう。
もうダメ、私もう遥叔父さんに完全に嫌われた、もう私を見てくれない‥‥そう思うだけで涙が更に溢れて来るの。
「うぅっ‥‥
私‥‥どうしたら‥‥‥」
此処には居られないかも‥
知られてしまった私の心、遥叔父さんに取っては迷惑だけのものであって、私なんか邪魔だと思う。
言う気なんて無かったのに‥
遥叔父さんの言葉に、つい私の本心が出てしまい、分かっていた言葉を遥叔父さんから突き付けられただけ。
・・・叔父と姪・・・
・・絶対に超えられない一線・・
「こうなるって分かっていたのに‥‥‥私のバカ‥‥‥」
また涙が流れて、枕を抱き締めながら泣き続け、1歩も部屋から出ないまま泣き疲れて眠ってしまった。
まさか遥叔父さんが悩んでいたとも知らずに・・・