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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第5章 舞の告白



「・・・・・・・」


仕事‥‥‥と思ったが、手に付く筈も無く、僕はしたのは店のプレートをcloseに変えた事くらい。


何時もだったら、カウンターの中に居るだけで心落ち着く筈なのに、今日は落ち着くどころか余計にざわつく。



(此処で余計な話になったのが悪かった)


宮村さんと高嶋さんの話に口を出してしまったのは僕‥
姪だから安全圏と、高嶋さんが軽い乗りで舞に言い寄って‥‥‥



「・・・・・・・」


何故僕は、あの場でモヤッとしたのだろうか?


実は‥‥舞が奥に引っ込んでから、半ば無理やり2人を帰してしまった‥
それで昼の客は最後だったので、ああして舞を追う事が出来たのだが、僕がどうしてそんな気になったのか?


いや、舞に言い寄るのを見ていられなかったのかも知れない‥
仕込み終わり、舞がまたこっちに戻って来た時、まだ2人が残っていれば同じ事の繰り返しになっただろう。



(なんだろうかこの感情は‥‥)


男性が女性を口説くのは世の常‥
なのに舞がと思うと、心穏やかにはいられなく、叔父らしくない横槍を入れてしまい、更にさも正論と舞を傷付け僕まで傷付いているよう。



「これからどう舞に接すれば良いのか‥‥」


あんな事を言ってしまった以上、今までのようにはいかないとは思う‥
だけど舞が『涼風』から去るのは嫌だとは思う、どうするべきなんだ僕は・・・


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