パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 信の恋愛事情

「・・・ご、後藤君はさ・・・」
「その・・・ユキさん以外とかって・・・」
「絶対、考えられないの？」

恐る恐る聞いてみる

「・・・考えられないっていうか・・・」
「俺が、ユキさんを好きな事はこれからも変わらないっていうか・・・」
「恋愛としてではなくても・・・」
「多分、ずっと好きだな」

「そ、そっか・・・」

聞かなきゃ良かった・・・
答えなんてわかりきってたのに・・・


「・・・俺の初恋の人で・・・」
「何度、振られても・・・好きなんだ」
「結婚しても子供が出来ても・・・」
「ユキさんが幸せならそれでいいって思えるんだよ」


「・・・うん」


「啓介先輩も何があっても憧れで尊敬する事には変わりないし・・・」
「ユキさんの事も・・・」
「ずっと、ずっと好きだったから・・・」
「ユキさんを好きな事は俺の中では当たり前というか・・・」
「理屈じゃ言い表せねぇな」


「・・・うん」


心の底からユキさんが羨ましい
こんなに一途に人を好きになる事って出来るのかな？

後藤君に愛されたら・・・
どんなに幸せになれるんだろう？

敵わない恋に・・・
泣きたくなった