この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あなたがすきでたまらない
第5章 信の恋愛事情

「あの・・・そろそろ・・・」
「帰るね!!」
「・・・ん?・・・うん」
「わかった」
やべっ・・・
ボーっとしてしまってた
適当に返事をしてしまった俺が時田を見ると課長の席へと挨拶をしていた
課長の席には俺の師匠でもある啓介先輩の父親も居て・・・
滅多に笑わない筈なのに・・・
時田に笑いかけていた
時田も顔を真っ赤にさせてやがるし・・・
(なに話してんだ?)
ここからじゃ聞こえないし・・・
俺の足は何故だかそちらに向かっていて・・・
俺に気付いた師匠がクスクスと笑った
「・・・時田」
「送るわ」
「・・・えっ?いいよ・・・」
「大丈夫、ひとりで・・・」
「いいから!!」
「ほら!!早くしろよ!!」
なんで俺こんなにイラついてんだ?
滅多に笑わないイケメンの師匠が時田なんかに笑いかけるから・・・
師匠が俺を見透かしたように笑うから・・・
うん。そう。それだけだ
「「気をつけて」」
二人が声を合わせてニヤニヤと笑うのを俺は見逃さなかった
「帰るね!!」
「・・・ん?・・・うん」
「わかった」
やべっ・・・
ボーっとしてしまってた
適当に返事をしてしまった俺が時田を見ると課長の席へと挨拶をしていた
課長の席には俺の師匠でもある啓介先輩の父親も居て・・・
滅多に笑わない筈なのに・・・
時田に笑いかけていた
時田も顔を真っ赤にさせてやがるし・・・
(なに話してんだ?)
ここからじゃ聞こえないし・・・
俺の足は何故だかそちらに向かっていて・・・
俺に気付いた師匠がクスクスと笑った
「・・・時田」
「送るわ」
「・・・えっ?いいよ・・・」
「大丈夫、ひとりで・・・」
「いいから!!」
「ほら!!早くしろよ!!」
なんで俺こんなにイラついてんだ?
滅多に笑わないイケメンの師匠が時田なんかに笑いかけるから・・・
師匠が俺を見透かしたように笑うから・・・
うん。そう。それだけだ
「「気をつけて」」
二人が声を合わせてニヤニヤと笑うのを俺は見逃さなかった

