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あなたがすきでたまらない
第7章 このはのモテキ
「クラス替えで、何か変わるかな?って思ってたんだ」
「でも、昨日も私が教室に入ると女子の目が冷たくて・・・」
「友達なんてって思ってたけど・・・」
「このはが転校してきて、やっぱり友達が欲しくて・・・」
「・・・思い切って声をかけたんだ」

恥ずかしそうに伊織ちゃんはへへって笑う

「何も知らないこのはなら・・・って思って・・・ごめん」
「こんなに悪口言ってちゃ、このはだって嫌になっちゃうよね・・・」

「・・・嬉しかったですよ?」

「え?」

「伊織ちゃんが声をかけてくれて・・・嬉しかったです」

「このは・・・」

「「友達になってくれる?」って言ってくれて・・・すごく、すごく嬉しかったんです」

「・・・いいの?」

「何がですか?」

「友達になってくれるの?」

「当たり前です。それに私は昨日からお友達だと思ってましたよ」

「ありがとう!!」

伊織ちゃんが抱き付いてきて・・・ビックリしちゃった


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