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あなたがすきでたまらない
第7章 このはのモテキ
「谷川さん、何飲む?」

「私は結構です」

「・・・ふ~ん」

柳さんの後ろをついて行って校舎内の自販機の前

無理やりにでも帰ったら良かったかな?
でも・・・
ネックレスを届けてくれたし・・・
そんな態度はあまりにも失礼な気がして・・・

「はい。どうぞ」

「え?」

「何がいいかわかんなかったから、適当だけど・・・」

柳さんは私にいちごオーレを差し出した

「お、お金払います!!」

「いいよ。俺が勝手に買ったんだし・・・」
「それに・・・いちごオーレって谷川さんにお似合いじゃない?」

クスクスと柳さんが笑う


「おにあい?」

「ピンクな感じで・・・甘そうで・・・子供っぽい」

「こ、こどもって・・・」

私が一番言われたくない言葉

「あ?気にしてたの?もしかして・・・」

「き、気になんて・・・」

「図星だね」

そう言って柳さんはミネラルウォーターを飲んだ

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