この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あなたがすきでたまらない
第8章 信と時田ちゃん

全く大人気ないよな
白熱するエアホッケー
に、本気になって汗だくになる俺達
「よっしゃ~~!!」
手加減してやろうと思ってたけど、時田も強かった
一点が入る度に子供のように喜んでしまう
「まだまだよ!!」
俺が点を入れると負けずに時田も点を入れてくる
両者、一歩も譲らず・・・
気が付くとギャラリーが出来ていた
何度目かの延長戦が繰り広げられたが、これが最後・・・
の時・・・
俺の耳に聞こえたのは・・・
「男の人・・・ムキになって・・・」
の女子高生の笑い声
「あっ・・・」
カコーン
気持ちの良い音が鳴り響き一歩も動けなかった
「・・・私の勝ちね」
「ああ・・・」
ムキになって・・・
さっきの女子高生がクスクスと笑って去ってゆく
俺・・・
男らしくなかったのかな?
ムキになってアホみたいだったか?
こういうのって・・・
ムキになっちゃいけなかったのか?
ちょっと・・・落ち込んだ
白熱するエアホッケー
に、本気になって汗だくになる俺達
「よっしゃ~~!!」
手加減してやろうと思ってたけど、時田も強かった
一点が入る度に子供のように喜んでしまう
「まだまだよ!!」
俺が点を入れると負けずに時田も点を入れてくる
両者、一歩も譲らず・・・
気が付くとギャラリーが出来ていた
何度目かの延長戦が繰り広げられたが、これが最後・・・
の時・・・
俺の耳に聞こえたのは・・・
「男の人・・・ムキになって・・・」
の女子高生の笑い声
「あっ・・・」
カコーン
気持ちの良い音が鳴り響き一歩も動けなかった
「・・・私の勝ちね」
「ああ・・・」
ムキになって・・・
さっきの女子高生がクスクスと笑って去ってゆく
俺・・・
男らしくなかったのかな?
ムキになってアホみたいだったか?
こういうのって・・・
ムキになっちゃいけなかったのか?
ちょっと・・・落ち込んだ

