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あなたがすきでたまらない
第8章 信と時田ちゃん
「「おめでとうございます!!」」

二人同時にユキさんに言った

「噂をすれば何とやら・・・」

谷川先輩も居たんだ・・・
隣には相変わらずの美少女が控えめに立っていた

「「おめでと」」

先輩とユキさんが私達を見てニヤニヤと笑うから・・・
やっぱり恥ずかしかった

「「な、なんのことですか!!」

私と後藤君はまたまた声を合わせて誤魔化すしかなくて・・・


「照れんなよ。良かったな信」

「良かったわね。時田ちゃん」

「「あ、ありがとうございます・・・」」

私は真っ赤になってしまって・・・
後藤君の顔もきっと赤いだろうな。って・・・

来て良かったなって・・・
冷やかされても嬉しいなって・・・
思ったんだ


「「おめでとう」」

って、先輩とユキさんが言ってくれたから・・・
嬉しくて夢じゃないって思えたんだ


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