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あなたがすきでたまらない
第10章 季節外れの学園祭
「・・・変更してはいけない。とは言ってません。私が決める訳ではないですし?委員さんも変更したのなら他の人も可能じゃないですか?それが話合いでしょ?委員さんに任せる。と私は言いました。横井さん推薦の委員さんでね」

「・・・」

先生の最もな正論に横井さんは黙ってしまった

「横井さん。お姫様喫茶、もしくは執事喫茶が嫌なら、委員変わってもいいけど?」

伊織ちゃんがクスクスと笑った

「ま・・・まだ決まった訳じゃないでしょ?さっさと続き開票すれば?」

横井さんはフンと顔を背けた


「じゃあ、開票しまぁす。えっと・・・たこ焼き?」

高橋君・・・それ・・・私
何書いていいかわからなかったから・・・

「次は・・・クレープ?なんだ、喫茶店のメニューまで書かれてるじゃん」

クラスのムードが高橋君の一言で笑いに包まれた


「・・・結果は以上かな?お姫様喫茶10票。執事喫茶8票。あとは喫茶店メニューにその他諸々・・・途中変更したから集計は変になったけど・・・」

高橋君が皆を見た

「男子は執事、女子はお姫様でいいんじゃね?」

男子が声をあげた

「わ・・・私は嫌だからね!!ね?美子?」

「横井・・・お前は執事コスすればいいんじゃね?田淵と」

「ははは!!!うけるわ!!」

男子が田淵さんと横井さんを冷やかした

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