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あなたがすきでたまらない
第10章 季節外れの学園祭
「おはようございます。さて授業を始める前に昨日の学園祭の話ですが・・・」

「去年と同様、学園祭は5月の連休の初日に行います。それまで後、三週間程しかありません。なので今日から午後の授業は週3回程、学園祭の話合いや準備を進めて行きたいと思ってます。幸いこのクラスは昨日で委員さんも決まり出し物も決まりました」
「後はどうするか、誰がどの役割をするか、決めて行って貰いたいと思ってます」

先生の言葉にクラスがざわつく

「よろしいですか?皆さん。委員さんに全て任せるのではありません」
「皆さんでより良い学園祭にして下さいね」

先生がにっこり笑って授業が始まった



「じゃ・・・浴衣はどうしますか?ちなみに浴衣持ってる人~?」

高橋君が黒板の前で皆に聞いてる今は午後の授業
朝の先生の言葉通り、学園祭の話が始まってる

「俺、持ってる~。ばあちゃんが作ってくれたやつ~」

そんな事を言う人を皮切りにちらほらと手をあげる数が増えていく

「お~。結構皆持ってんだな。持ってない人も居るけど、わざわざ買う必要もないし・・・かと言って絶対に着なきゃいけない訳でもない。裏方に回りたい奴は持ってる浴衣貸してやって欲しいし・・・で、いいか?」

手慣れた様子で高橋君が皆を仕切った

「「さんせ~い」」

「じゃ、次はメニューを決めよう。調理するとなると許可がめんどくさい。そして俺がめんどくさい。」

皆に笑いが起こった

「だから軽食とジュースでどうかな?って考えてるんだけど・・・」

「軽食って作ったりすんの?」

多田君が高橋君に訊ねた

「作るのは許可が居るって。だからスナック菓子とかかな?クーラーボックスにジュース冷やす位しかできなくね?」

「じゃ、軽食じゃねえじゃん」

二人のやり取りがクラスを明るくさせた


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