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あなたがすきでたまらない
第10章 季節外れの学園祭

「谷川さん、ほんとごめんな?伊織も悪気はないんだけど・・・」
「ほ、本当に!!大丈夫です。私こそごめんなさい」
やだ・・・
高橋君にそこまで気を使わせる程、酷い顔してたのかな?
出来るだけ明るく言ってみたけど・・・
「このは。ごめんなさい・・・」
今度は伊織ちゃんが泣きそうになってる
「やだ・・・伊織ちゃん、そんな顔しないで・・・」
「でも・・・」
「その・・・両親が居ないのは本当の事で・・・伊織ちゃんが知らないのは当然で・・・」
「谷川さん。ごめん。俺も伊織も興味本位とかではないから・・・言いたくなければいいけど、話せる範囲でだけ訊いてもいい?」
高橋君は泣きそうな伊織ちゃんの頭を撫でながら私に訊ねた
その表情は真剣そのもので・・・
「・・・両親は・・・亡くなりました。」
「「・・・」」
二人が沈黙してる
「な、なので・・・浴衣は難しいかな?って・・・」
「じゃあ・・・今はどうやって生活してるの?」
「そ・・・それは・・・」
啓介さんと結婚してます。
とは言えなくて・・・
「そっか。谷川さん変な事聞いてごめんな?」
「いえ・・・」
「俺も伊織も谷川さんの事が心配なだけだから・・・何かあれば話位は聞けるからさ。な?伊織もそうだろ?」
「う、うん。そうだね!!もちろん!!私も変な事聞いてごめんね?」
二人に内緒は心苦しかったけど・・・
今はこの方が良いって思ったんだ
「ほ、本当に!!大丈夫です。私こそごめんなさい」
やだ・・・
高橋君にそこまで気を使わせる程、酷い顔してたのかな?
出来るだけ明るく言ってみたけど・・・
「このは。ごめんなさい・・・」
今度は伊織ちゃんが泣きそうになってる
「やだ・・・伊織ちゃん、そんな顔しないで・・・」
「でも・・・」
「その・・・両親が居ないのは本当の事で・・・伊織ちゃんが知らないのは当然で・・・」
「谷川さん。ごめん。俺も伊織も興味本位とかではないから・・・言いたくなければいいけど、話せる範囲でだけ訊いてもいい?」
高橋君は泣きそうな伊織ちゃんの頭を撫でながら私に訊ねた
その表情は真剣そのもので・・・
「・・・両親は・・・亡くなりました。」
「「・・・」」
二人が沈黙してる
「な、なので・・・浴衣は難しいかな?って・・・」
「じゃあ・・・今はどうやって生活してるの?」
「そ・・・それは・・・」
啓介さんと結婚してます。
とは言えなくて・・・
「そっか。谷川さん変な事聞いてごめんな?」
「いえ・・・」
「俺も伊織も谷川さんの事が心配なだけだから・・・何かあれば話位は聞けるからさ。な?伊織もそうだろ?」
「う、うん。そうだね!!もちろん!!私も変な事聞いてごめんね?」
二人に内緒は心苦しかったけど・・・
今はこの方が良いって思ったんだ

