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あなたがすきでたまらない
第10章 季節外れの学園祭

「来週にはユキも退院するのよ~。だから来週の土曜日にユキと見に行きましょうよ!!」
「お袋、赤ん坊の面倒はどうするんだよ?」
「そうね・・・一緒に連れて行く訳にもいかないものね・・・ならユキと二人で行ってくればいいわよ!!誉クンは私が預かるわ!!ね?決まり!!ユキに早速、LINEしなくちゃ!!」
お母様はスマホを取りに一階へと下りて行った
「け、啓介さん・・・あの・・・浴衣は大丈夫と言うか・・・」
「なんで?浴衣喫茶なんだろ?それとも何かあった?」
「な、なにも無いです。大丈夫です」
啓介さんの顔が一瞬曇り、私は慌てて首を振った
「ただ・・・その、学園祭の為に浴衣を買うなんて・・・勿体ないというか・・・」
「学園祭の為だけじゃないよ。さっきも言った通り夏には近くの河川敷で花火大会があるんだ。その時に着ていけばいいよ」
「で、でも・・・ユキさんも忙しいだろうし・・・」
「ユキだって少しは羽目を外したいって思ってるよ。お袋は赤ん坊を独り占めしたいだろうしな」
「でも・・・浴衣は高いし・・・」
「このは・・・俺って・・・そんな甲斐性なしに見えるのかな?」
「え?」
「なにもブランド物のカバンを買ってやるとは言ってないだろ?まぁ、このはが欲しいって言うなら買ってあげるけどさ。俺がこのはと一緒に花火大会に行きたいから。それだけなんだけどなぁ」
「啓介さん・・・」
「花火大会の時には買ってあげるつもりだったんだから、今でもいいだろ?」
「で・・・」
「でもはなし。このはは俺の嫁なんだから、こう言う時は素直に「ありがと。啓介さん。大好きです」って言えばいいんだよ。ほら?言ってみ?」
「あ、ありがと・・・け、啓介さん。だ・・・だいす・・・きです」
「それと、このは覚えてる?」
「何を?」
「男が女に服をプレゼントするのは・・・脱がせたいからだって事」
「もう!!啓介さんったら!!からかってばっかり!!」
私は真っ赤になって頬を膨らました
「本気だけど?もちろん浴衣姿は俺に一番に見せてな?」
啓介さんが私の耳元に囁いた
「お袋、赤ん坊の面倒はどうするんだよ?」
「そうね・・・一緒に連れて行く訳にもいかないものね・・・ならユキと二人で行ってくればいいわよ!!誉クンは私が預かるわ!!ね?決まり!!ユキに早速、LINEしなくちゃ!!」
お母様はスマホを取りに一階へと下りて行った
「け、啓介さん・・・あの・・・浴衣は大丈夫と言うか・・・」
「なんで?浴衣喫茶なんだろ?それとも何かあった?」
「な、なにも無いです。大丈夫です」
啓介さんの顔が一瞬曇り、私は慌てて首を振った
「ただ・・・その、学園祭の為に浴衣を買うなんて・・・勿体ないというか・・・」
「学園祭の為だけじゃないよ。さっきも言った通り夏には近くの河川敷で花火大会があるんだ。その時に着ていけばいいよ」
「で、でも・・・ユキさんも忙しいだろうし・・・」
「ユキだって少しは羽目を外したいって思ってるよ。お袋は赤ん坊を独り占めしたいだろうしな」
「でも・・・浴衣は高いし・・・」
「このは・・・俺って・・・そんな甲斐性なしに見えるのかな?」
「え?」
「なにもブランド物のカバンを買ってやるとは言ってないだろ?まぁ、このはが欲しいって言うなら買ってあげるけどさ。俺がこのはと一緒に花火大会に行きたいから。それだけなんだけどなぁ」
「啓介さん・・・」
「花火大会の時には買ってあげるつもりだったんだから、今でもいいだろ?」
「で・・・」
「でもはなし。このはは俺の嫁なんだから、こう言う時は素直に「ありがと。啓介さん。大好きです」って言えばいいんだよ。ほら?言ってみ?」
「あ、ありがと・・・け、啓介さん。だ・・・だいす・・・きです」
「それと、このは覚えてる?」
「何を?」
「男が女に服をプレゼントするのは・・・脱がせたいからだって事」
「もう!!啓介さんったら!!からかってばっかり!!」
私は真っ赤になって頬を膨らました
「本気だけど?もちろん浴衣姿は俺に一番に見せてな?」
啓介さんが私の耳元に囁いた

