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あなたがすきでたまらない
第17章 隣の芝生は青く見える

このはの燥いだ声
料理のレパートリーが増えた事が余程嬉しかったんだろう
なので・・・
キクラゲの横に大量に・・・
これまた干しシイタケがもどされてるのを見たのは・・・
見なかった事にした
気を取りなおして二本目のビールの缶を開けて渇いた喉を潤した
「ふふふ。八宝菜、初めて作ったんですけど・・・啓介さんが喜んでくれて良かった」
「初めてとは思えない位、美味かったよ」
「嬉しい!!」
事実、美味かった。
魔法の粉の力かもしれないが、美味かったんだ。
このはの作ったものは何でも美味いけど、このはが俺の為にと一生懸命に作ってくれたのなら尚の事。
キクラゲと干しシイタケだけの炒め物だけでも食べられる自信がある。
今の所は・・・
明日も作るとこのはは言った
そしてさっきビールを取りにいった時、鍋の中身を見た
俺がおかわりしたから空になってた
もし鍋の中身が残っていたなら・・・
俺の明日の昼飯は中華どんぶりだっただろうな。
とも、思う
そして、晩飯は・・・
いいや。
文句は言うまい。
愛しいこのはお手料理だ
金を出しても食べたい輩がごまんと居るんだから
このはを嫁にして手料理を食べれる俺は世界一の幸せな男だ
「俺を羨ましく思ってる奴は沢山いるんだろうな」
「え?」
「このはの手料理が食べられて、このはの旦那でいられて・・・」
「啓介さん?もしかして・・・酔ってます?」
「いいや?」
クスッと笑った
ビール二本で酔う筈なんてない
「だって・・・」
「このはを独り占めにしたいと思ってる輩にしてみれば、俺の事が心底羨ましいだろうな。と、思ってさ」
「そ、そんな人が居るとも思いません!!か、からかってばっかり!!」
このはは頬を膨らまして拗ねた
「わ、私こそ・・・皆から羨ましがられてる・・・」
「・・・どうして?このははさっき皆が羨ましいって言っただろ?」
「うっ・・・」
このははさっきの言葉を思い出し言いよどんだ
意地悪な俺が頭から角を生やしたようにこのはを責めた
「紺野さんが羨ましいの?それとも高橋君?それとも・・・彼女もいない優が羨ましい?」
「そ、それはっ!!」
「このはが・・・皆から羨ましいと思われてる証拠を・・・思い知らせてあげてもいいよ?」
「啓介さん?」
ジリジリとこのはに詰め寄った
料理のレパートリーが増えた事が余程嬉しかったんだろう
なので・・・
キクラゲの横に大量に・・・
これまた干しシイタケがもどされてるのを見たのは・・・
見なかった事にした
気を取りなおして二本目のビールの缶を開けて渇いた喉を潤した
「ふふふ。八宝菜、初めて作ったんですけど・・・啓介さんが喜んでくれて良かった」
「初めてとは思えない位、美味かったよ」
「嬉しい!!」
事実、美味かった。
魔法の粉の力かもしれないが、美味かったんだ。
このはの作ったものは何でも美味いけど、このはが俺の為にと一生懸命に作ってくれたのなら尚の事。
キクラゲと干しシイタケだけの炒め物だけでも食べられる自信がある。
今の所は・・・
明日も作るとこのはは言った
そしてさっきビールを取りにいった時、鍋の中身を見た
俺がおかわりしたから空になってた
もし鍋の中身が残っていたなら・・・
俺の明日の昼飯は中華どんぶりだっただろうな。
とも、思う
そして、晩飯は・・・
いいや。
文句は言うまい。
愛しいこのはお手料理だ
金を出しても食べたい輩がごまんと居るんだから
このはを嫁にして手料理を食べれる俺は世界一の幸せな男だ
「俺を羨ましく思ってる奴は沢山いるんだろうな」
「え?」
「このはの手料理が食べられて、このはの旦那でいられて・・・」
「啓介さん?もしかして・・・酔ってます?」
「いいや?」
クスッと笑った
ビール二本で酔う筈なんてない
「だって・・・」
「このはを独り占めにしたいと思ってる輩にしてみれば、俺の事が心底羨ましいだろうな。と、思ってさ」
「そ、そんな人が居るとも思いません!!か、からかってばっかり!!」
このはは頬を膨らまして拗ねた
「わ、私こそ・・・皆から羨ましがられてる・・・」
「・・・どうして?このははさっき皆が羨ましいって言っただろ?」
「うっ・・・」
このははさっきの言葉を思い出し言いよどんだ
意地悪な俺が頭から角を生やしたようにこのはを責めた
「紺野さんが羨ましいの?それとも高橋君?それとも・・・彼女もいない優が羨ましい?」
「そ、それはっ!!」
「このはが・・・皆から羨ましいと思われてる証拠を・・・思い知らせてあげてもいいよ?」
「啓介さん?」
ジリジリとこのはに詰め寄った

