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あなたがすきでたまらない
第17章 隣の芝生は青く見える
一回やっただけだよ?
昨日・・・一回ではなかったかもだけど・・・
な、何回もされた事は多めに見てあげる

「け、結婚?」

信じられなくて訊ねた

「・・・い、嫌か?・・・俺は・・・楓が・・・楓を・・・愛してる」

・・・
・・・
頭・・・
真っ白・・・

今、目の前に居る人・・・何て言った?
朝チュンならぬ朝プロポーズ??

「うそ・・・だよね?」

照れてる後藤君レアだなぁ・・・なんてどうでもいい事思ってしまう
いわゆる現実逃避

「・・・昨日はいいって言ったのに・・・」

「え?」

ちょっと拗ねながら、ボソッと言う。その顔が可愛いと思ってしまう私

「改めて言うよ。楓、俺と結婚しよう?」
「ヤッた後だからとかじゃなく・・・お前の事をこれからも大事にしたいんだ」
「浮気はしない。と思う。ってか、そんなにモテないから安心しろ。」
「お前さえ良ければ同棲とかも考えたけど、俺が嫌だ。」
「お前を俺のモンだって証拠が欲しい。誰にも渡したくない」

何・・・私・・・何が起こってるの?
真剣な顔の後藤君から目が逸らせない

「・・・ってか、ずっと一緒にいたいんだよ。俺が・・・」
「毎日、一緒の飯・・・は仕事上、無理な時もあるだろうけど、帰る家に楓が居てくれたらって思うよ」
「一緒に年取って・・・子どもは出来たら欲しいな。楓に似たら可愛い。俺も子育て手伝うよ。子ども好きなんだ」

私も・・・子ども好きだよ?
でも、言葉に出来ない頭の隅で返事をするだけ
いつまでも返事をしない私に焦ったのか後藤君が更に話を続けた

「ゆ、指輪か?勿論用意するよ!!それと・・・し、新居はどこにする?」

そんなの後藤君とだったら・・・どこでもいいよ・・・
胸が熱くて・・・返事が出来ないんだよ

「ずっと・・・お前だけを愛してるから・・・結婚してくれないか?」

もっと、口説き文句を聞きたかった
返事が出来なかったのは嬉しすぎてだけど・・・

「・・・楓・・・やっぱり・・・俺とじゃ嫌・・・か?」

不安気な顔で私を見てる後藤君
私の事そんなに好きで居てくれるの?

「録音・・・してれば良かったな」

クスッと笑った

「何回でもはさすがに恥ずかしいけど楓が言って欲しいなら言うよ」

涙が溢れた
幸せがいくつも重なって・・・
夢じゃないよね?

「喜んで!!」

私は私の正直な言葉で返事をしたんだ
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