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第18章 水心あれば魚心

相原さんｓｉｄｅ


か、か、か、かっぷるって・・・
い、い、い、言っちゃたよ！！！！！

だって！！
だって！！！
だって！！！！

ちょ・・・！！
私の言い訳ちょっと聞いて！！

うん！！
そうだったらいいなぁて・・・
はい。
思ってました

うん・・・
そうであって欲しいと思ってました
はい。
はい。

・・・ってか！！
優君！！
肉食すぎぃ！！
私の度を越えてくるんだもん！！

そんなんされたら・・・
そんなんされたら・・・
私！！
私！！！
鼻血しかでないでしょうがぁ～～～！！！

ちょ・・・
もう！！
好き！！
すき！！

照れてる顔！！
かわい！！
やばい！！

たまりません！！

私・・・
優君の・・・その笑顔だけで・・・
何杯も・・・
ご飯がいけますです！！

「ありがと」

はにかむ・・・ちょっと恥じらいの笑顔！！
おかわりですよ？
おかわりください！！

「・・・・す、す、す、素敵です・・・（身も・・・心も・・・釘付けです・・・）」

私！！
何妄想爆発させてんだ？
腐女子がばれる！！
思わず顔をぶんぶんとした

「・・・良かった・・・お揃いミニオン？だね？」

・・・ぬぉぉぉ！！
最強！！
笑顔！！
最強！！

テレた優君・・・
テレ顔・・・
マジヤバ・・・

私が言ったカップルって言葉を「お揃い」とかって柔らかく変換してくれるとこ。すき
自分も濡れてるのに私を優先して引っ張ってくれるとこ。すき
気を使ってくれる優しさ。すき
ミニオンコスのお茶目さ。すき
メガネ姿。すき
メガネしてないとこも。すき
私服姿。すき
制服姿。すき
顔。すき
体格。すき
笑顔。すき
初めて会った時、私を助けてくれた。すき
ドリンク選びのいたずら。すき
私を二回も助けてくれた男らしさ。すき


すきです・・・
すきだなぁ・・・
すきかも？
すきだ・・・
大好きです！！

自分独自の変な「すき」の五段活用が頭の中で駆け巡る
そんな変な事を考えてたら夢みたいな言葉が私の耳に聞こえた

「・・・でさ？・・・ない？」

「はい？」

「・・・よ、良かったらさ？俺と・・・ふ、二人でさ？まわんない？」

ほっぺた。つねった。
うん。イタイ・・・
ゆめ・・・じゃない。
で、いいのかな？
ううん！！
夢でもいいよ！！

「は、は、は、はい！！」

私の返事はこれしかないんだから！！