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あなたがすきでたまらない
第3章 啓介さん
「あっ・・・」
「すいません・・・」
「つい・・・」

女の子は恥ずかしそうに俯いた


「時間ある?」
「お昼まだだったら・・・」
「ご馳走するけど?」
「ここは人が多いし・・・」

下校中の生徒の視線がいたい

せっかくのこのはの友達
仲良くなってもらいたかった


それに・・・
男も気になる

このはに気があるのか?

それとも・・・

俺は気になる事は確かめないと気がすまない

このはの友達?
も、どういう子か確かめたかった


(啓介さんって、過保護なんですね)

このはの言葉が頭をよぎる

(知らなかった?)
(このは限定だけど・・・)

そんな言葉を思いだしていた


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