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あなたがすきでたまらない
第3章 啓介さん
「いらっしゃいませ」

信の実家の扉を開く

相変わらずのおばさんの笑顔


後ろで三人がコソコソと話している


「あら?」
「啓介くんにこのはちゃん!!」
「いらっしゃい!!」

「四人なんだけど・・・いいかな?」

俺はおばさんに合図した


「もちろんよ~~」
「歓迎しちゃう!!」

席に案内される

もちろん俺の隣はこのは


「何でも好きな物、頼んで」

前の二人にメニューを渡した




「どうしよう・・・」
「何、頼んだらいいか・・・」
「ねぇ?」

「うん」

二人は緊張してるようだった


「ランチでいい?」

信の親父さんの作るものは何でも美味しいから・・・


「「・・・でも、高いんじゃ・・・」」

二人同時に俺を見る


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