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シミュレーション仮説
第2章 神を信じた男
「嫌、嫌っやめ…あうっ、やめてぇ…!」
「ここがそんなに感じるの?」
「違…刺激が強すぎて…うっ!」

 息を詰まらせたように香澄が喘ぐ。

「ひあ…やめて、うあ…あっ、く…痛いっ!」

 クリトリスを責められるのとは違う感触。股間に生まれた痛みに香澄の上半身が跳ねあがる。

「あれ?」

 信二が愉快そうに笑う。中指が香澄の中に差し込まれている。

 もう一度、今度は中を指で掻き回す。

「痛…痛い…」
「もしかして香澄ちゃんて」

 引き抜いた指に絡まった香澄の愛液を舐めながら愉快そうに信二が笑う。

「処女?」
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