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シミュレーション仮説
第2章 神を信じた男
「あ…ううっ、痛い、痛いぃ…!」

 ついに香澄は信二に貫かれた。処女を失った。
 その衝撃は大きく、それでも消えてくれない痛みに香澄はただただ悲鳴のような喘ぎを上げ続けた。

 初めて男を咥え込んだ女の体は異物を押し返すようにぎゅっと締まる。溢れる潤いと暖かな温度にどんなに締め付けられても男のそれは抜け出しはしない。

 むしろこの締め付けが気持ちいいんだ。
 これだから処女とやるのはたまらない。

 信二は声を上げて笑う。

 最後の問題は気持ちのいい膣内にこのまま性を放出するか、それとも当初の予定通り精液で顔を汚すか。

 この後何度も犯すとしていちばん精液が飛ぶのはやはり最初の今だろう。

 一般人には決していない美少女。やはり顔を汚すのがいい。それを写真に収めれば今後も楽しめるだろう。

「うあ…ああ、嫌あぁ…っ!」

 涙で濡れた香澄の顔にどろりと白い欲望が塗り付けられた。

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