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終わりの向こう側
第4章 妻の幸せ
友里との別れ際、
去って行く後ろ姿はもはや
私が愛した友里ではなく
嫁の母親を感じました。
かつて友里を幸せにするのは
自分しかいない。
自分でなければならない
なんて考えた時期がありました。
若かりし日の記憶です。
でも、女は
自分を心から受け入れてくれる
相手であれば誰と添ったとしても
幸せになれるんだと思います。
この女を幸せにするのは自分だけだ
というのは男の思い上がりでしか
ないように思いました。
そして自分を心から受け入れてくれる
相手を選ぶ目を持っていれば
女は誰だって幸せになれるんだ
と思います。
それは逆に男にも言える事でしょう。
ミクは私を選びました。
私はミクを選びました。
お互いに幸せになります。
完
去って行く後ろ姿はもはや
私が愛した友里ではなく
嫁の母親を感じました。
かつて友里を幸せにするのは
自分しかいない。
自分でなければならない
なんて考えた時期がありました。
若かりし日の記憶です。
でも、女は
自分を心から受け入れてくれる
相手であれば誰と添ったとしても
幸せになれるんだと思います。
この女を幸せにするのは自分だけだ
というのは男の思い上がりでしか
ないように思いました。
そして自分を心から受け入れてくれる
相手を選ぶ目を持っていれば
女は誰だって幸せになれるんだ
と思います。
それは逆に男にも言える事でしょう。
ミクは私を選びました。
私はミクを選びました。
お互いに幸せになります。
完