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終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
私「入れて欲しいのか?」

「・・・。」

私「入れて欲しいんだな!」

「・・・。」

無言で首を左右に振る早百合。

私は起き上がり早百合の腰をもって
モノを穴に宛がい
「話の続きをしよう」

「嫌です」

私「そうか」
と言ってモノを離しました。

早百合が振り返って
顔を左右に振って
イヤイヤをしています。

目に一杯涙を貯めながら。

その表情を見た私はもう一度、
穴にモノを宛がって腰を
前に押し出しました。

「あ!・・・・。う、ぅぅぅぅ・・・。」

私「話の続きをしよう」

今度は頭を縦に振りましたが
泣き声とも嬌声ともつかない
嗚咽を漏らしました。
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