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終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
私は交わりを解かず、挿入したまま
騎乗位バックの姿勢にもっていき
会話を続けました。

私「ご主人も男だ。一つ屋根の下に
熟れた肉体の人妻と2人きりだ。
理性が飛んでもおかしくない」

「私は主人を信じています」

私「信じるのは勝手だが
俺の妻と懇ろになったら
早百合はどうする?」

「どうもしません。
悲しいですが同じ立場に立ったと
理解します。今まで通りの生活を
続けて行くだけです」

私「そうか。いや、むしろ
そうなった方が気が楽かもしれないぜ」

私の上で前後に腰を動かす早百合先生、
嗚咽が聞こえてきました。

覚悟は決めていても、いざ
その段になったらと考えると
辛いんでしょう。
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