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終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
この後、体位を正常位にして
キスをしたり、
愛の言葉をささやいたり、
見つめ合いながら
抜かずの二発を決めた私です。

早百合は終始、無言でしたが・・・。

モノを抜きましたが精液が出てきません。

立ち上がって
バスルームに入ったところで
流れ出してきました。

そのままシャワーを浴びて
ホテルを後にして
夕飯の買い物をして
帰宅した2人でした。

知らぬ人から見ればたぶん、
本物の夫婦に見えたでしょう。

家に帰ると彰はいませんでした。

早百合と母が夕飯の支度をします。

私は子供たちの相手をしました。

子供たちは
「彰お兄ちゃんは~?」と
何度も聞いてきます。

少しイラっとしましたが
そのような感情を子供たちに
見せることはできません。

私「彰お兄ちゃんは忙しいんだよ。
あまり無理を言っちゃダメだよ」
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