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終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
互い違いの形で上に乗って
彼のモノを口に含んだ私です。

同時に舌で愛撫されました。

彼の舌は軟体動物のように
ゆっくりと蠢きながら
絡みついてきます。

必死でフェラをしましたが
物の数分でフェラができなくなりました。

彼の手が腰から背中、脇腹と這ってきます。

触れている指先から快感が
込み上げてきました。

もう堪らず嬌声を上げてしまった私です。

「あなたに申し訳ないでも、もう無理」
そんな感じでした。

清水さんは私を仰向けにして
私の両脚を抱えてモノを入り口に
宛がいます。

私は自然と彼の顔を見ました。

彼も私の目を見つめています。

少しの間、時間が過ぎました。

入り口に彼の体温を感じます。

でもその時、あなたの顔が思い浮かび
「イヤ」と言って俯せになった私でした。
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