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終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
「やはり顔を見合っての正常位は
まだ無理のようですね」

そう言われて腰を持ち上げられました。

言われる通り顔を見ての交わりは
気持ち的に無理でした。

だから肘をついた
四つん這いの姿勢になりました。

腰を持たれ温かい粘膜が
押し当てられます。

ゆっくりと入ってきました。

私「あ~、これでまた
あなたを裏切ってしまった」
という思いが広がりました。

「あなたは私にとって2番目の女性です。
これで私は妻と同じ立場になりました」

この言葉で改めて
いけないことをしている
気持になりました。

でも甘美な行為でした。

ゆっくりと優しく動く清水さんです。

「え!えぇええ~!?」

酔っていたから注意が散漫だったので
挿入されて初めて避妊具を
着けていないことに気が付きました。
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