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終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
私「ところで早百合は今の生活は満足か?
どう思う?」
「どういう意味?」
私「そのまんまだよ」
「満足も何も彰ちゃんのための生活だから、
これを続けている限り良い方向に
進んで欲しいわ」
私「そういう事だけじゃなくて
お前的にはどうなんだ?
俺とSEXしているが…?」
「・・・。」
私「正直な気持ちを聞かせて欲しい」
しばらく私の目を見つめて
徐に話し出しました。
呟くように
「全く嫌って事はないわ。
本当に嫌で嫌で仕方がなかったのなら、
もしかしたら自殺してたかも?ね」
自殺、という言葉にギクっとした私です。
「でもね、裕子さんと私が入れ替わってから
何故だか精神的に安定しているのよ。
気が楽になったというか。
私だけが犠牲になっているって感じじゃ
なくなったから」
私「犠牲?」
どう思う?」
「どういう意味?」
私「そのまんまだよ」
「満足も何も彰ちゃんのための生活だから、
これを続けている限り良い方向に
進んで欲しいわ」
私「そういう事だけじゃなくて
お前的にはどうなんだ?
俺とSEXしているが…?」
「・・・。」
私「正直な気持ちを聞かせて欲しい」
しばらく私の目を見つめて
徐に話し出しました。
呟くように
「全く嫌って事はないわ。
本当に嫌で嫌で仕方がなかったのなら、
もしかしたら自殺してたかも?ね」
自殺、という言葉にギクっとした私です。
「でもね、裕子さんと私が入れ替わってから
何故だか精神的に安定しているのよ。
気が楽になったというか。
私だけが犠牲になっているって感じじゃ
なくなったから」
私「犠牲?」