この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
「あの時、家にはあなた一人だった。
男一人の家に入ったんだから
性的な乱暴を受けるかも知れないと
感じたわ。でも、そうなりそうになった時
完全に拒否できないかも知れないとも
思ったの。本心を言えばね、
職場でも家庭でも色々あって
自暴自棄になってたの。とにかく
その場所から逃げ出したかったのかも
知れない」
私「でも、強制されたことと言えども、
いきなり体の関係だぜ」
「ある意味、チャンスだと判断したのかもね」
私「どういうこと?」
「私は主人しか知らなかった。
それを一生守り通すのも気高いことだと
思うけど、崩してみたいとは
思わなかったこともなかったわ」
私「なんだか回りくどい言い方だなぁ~
要するにできれば浮気もしてみたいって
思ったって事か~?」
男一人の家に入ったんだから
性的な乱暴を受けるかも知れないと
感じたわ。でも、そうなりそうになった時
完全に拒否できないかも知れないとも
思ったの。本心を言えばね、
職場でも家庭でも色々あって
自暴自棄になってたの。とにかく
その場所から逃げ出したかったのかも
知れない」
私「でも、強制されたことと言えども、
いきなり体の関係だぜ」
「ある意味、チャンスだと判断したのかもね」
私「どういうこと?」
「私は主人しか知らなかった。
それを一生守り通すのも気高いことだと
思うけど、崩してみたいとは
思わなかったこともなかったわ」
私「なんだか回りくどい言い方だなぁ~
要するにできれば浮気もしてみたいって
思ったって事か~?」