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終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
清水宅に戻ると2人は妻を見て
キョトンとした顔つきでした。

早百合「どこに行ってたの?」

私「見ての通り剃りに行ってた」

早百合「え!?」

不思議そうな顔で裕子の顔を見つめながら
黙ってしまいました。

私「顔剃りをしてもらったんだ。
早百合が思ったことを裕子もされると思って、
かなり怖がっていたよ。
その恐怖が俺からの制裁だ。
これでチャラだ。話し合いに戻ろう」
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