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終わりの向こう側
第1章 物わかりの良い夫
<出産後、春川宅での会話>
「やっとあんたの子供が産めたわ」
「亭主は気付いて
いないだろうなぁ?」
「うん、たぶん。鈍感な人だから」
「それにしても
一気に2人の父親だよ」
「認知を含めると何人目なの?」
「8人、いや9人目だったかな?」
「裕子さんも
喜んでるんじゃない?」
「バツ2で、産んだ4人の子供は
全て、元旦那に取られて、俺の
囲い者になってから3年、
やっと掴んだ幸せだ」
「裕子さんの産んだ子供、
本当にあんたの子供なの?」
「やっとあんたの子供が産めたわ」
「亭主は気付いて
いないだろうなぁ?」
「うん、たぶん。鈍感な人だから」
「それにしても
一気に2人の父親だよ」
「認知を含めると何人目なの?」
「8人、いや9人目だったかな?」
「裕子さんも
喜んでるんじゃない?」
「バツ2で、産んだ4人の子供は
全て、元旦那に取られて、俺の
囲い者になってから3年、
やっと掴んだ幸せだ」
「裕子さんの産んだ子供、
本当にあんたの子供なの?」