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禁断背徳の鎖外伝ー多忙者達のXmas
第3章 クリスマスイブの幸せ-仕事と寂しさと喜びと
行為の最中、美紀はこうしてチェーンを指に絡めているのが大のお気に入り、それと安心すると言う。
「ん・・・紀永の・・・ぬくもり・・・」
服を脱ぎ捨て肌を触れ合わせると、美紀は気持ち良さそうに目を瞑る‥
このまま寝てしまうのでは?そんな心配もあるが、眠ってしまうのなら眠ってしまえば良い。
無理をしてまで美紀を抱くつもりは無い‥
あの状態で寝てしまうほど、身体も心も相当疲れている、ただこうして眠るだけでも私も安心出来るのだから。
「・・・美紀・・・」
「・・・ん・・・紀永・・・続き・・・しないの?」
「それより眠った方が良いのではないかい?」
「眠いけどクリスマスイブだし、もっと紀永を感じたい‥
愛し合うのがクリスマスイブの夜??
朔夜叔父様がそんな事言ってた」
「はぁ‥‥朔夜叔父は‥‥」
どうしてそうなるのか‥
だからお持ち帰りした?朔夜叔父は全く。
「だから紀永‥‥」
「参ったね‥
朝が辛くても知らないよ美紀?」
「大丈夫だよ紀永??」
やれやれ、これはやらないと素直に寝てくれなそう‥
ついでに言えば、美紀の大丈夫は不安だらけ、この大丈夫で何度とんでもない事になったか分からない。