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禁断背徳の鎖外伝ー多忙者達のXmas
第1章 クリスマスイブの幻ー恋とピアノとの狭間
祖母は弟になる社長が大のお気に入り、なので数割り増しで介入している‥
その分、裏の介入の手助けもしていますけど。
祖母・会長・社長‥
この3人が連んでいるからこそ、早乙女直系は強い、これは公然の秘密。
「それは‥‥分かっているさ、あれでも姉だ‥
だかな逃げたいもんは逃げたいんだよ、特に最近は会えば見合い見合いと五月蝿い」
「・・落ち着けと言いたいのではありませんか祖母は‥
そこは私も同意見ですので、祖母の味方をします」
「・・・という事は、早乙女の血縁関係・・・」
「はい、祖母が前会長の長女になり、私はその孫にあたります‥
とはいえ、祖母は女性で遠藤家に入っているので外戚扱いですが」
「建て前上‥‥の話だ、実際は俺より強いぞ遠藤は、会長に平気で文句を言えるのは遠藤だけ‥‥ああ最強なのが居たか、だが会長相手に文句を言うのかも怪しいな」
「仕事上でしたら言います、どちらも引かないので、言い争いとまではいきません」
「言うのかっ!?」
「たまに見掛ける程度です‥
大概の意見は一致していますから、相違点は私の専門分野外なので何とも‥」
「そっちの食い違いじゃ誰も分からん、というより国内でその会話に入れるのが居るのかも怪しい限りだろ」
「知っている限りでは無理です」