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禁断背徳の鎖外伝ー多忙者達のXmas
第2章 クリスマスイブの噂-セフレの噂とイタい現実
「・・・・・」
会長室フロアーまでやって来たが、中に入るのを俺は躊躇ってしまう。
同じ過ちを2度やるつもりは無いが、嬢ちゃんのあの錯乱というか、半狂乱の拒絶を見て体験しまっただけに、俺の事は怖いだろうと極力会うのは避けていた。
こっちも必死だったとは言え、あんな強引な言い分‥
『・・直接身体に聞いて見ようか嬢ちゃん?
俺と嬢ちゃんなら、等身関係に引っ掛かりは無い‥』
嬢ちゃんにキスした後、脅し半分のあの言い方‥
あの時、嬢ちゃんは心の琴線に触れ、半狂乱に錯乱状態で抵抗したが・・
もし普通の精神状態で拒否されていたら、俺はあのまま嬢ちゃんを襲っていたのだろうか?
途中で止める気ではいた‥
だが、抵抗されればされるほど、男というのは女を組み敷きたくなるもの。
幾ら俺が50を過ぎていると言っても、身体的には正常な男‥
欲情もすれば、普通にセックスする事だって出来る、そして一応独身なだけにタチが悪いと来た。
(嬢ちゃんに近付け無いのは‥‥俺の心か‥‥)
あのままだったら、俺は最後までしていたんじゃないか?
嬢ちゃんをモノにし、征服欲と優越感に浸ったのではないか??
一瞬でもそう思った、俺の心が一番悪い‥
欲情も、もう少し相手を考えろってんだっ!