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禁断背徳の鎖外伝ー多忙者達のXmas
第2章 クリスマスイブの噂-セフレの噂とイタい現実
入れ物に、グラスファイバーとLEDの組み合わせだけ‥
だがグラスファイバーは光を通す、底にLEDを置き光を出せば、グラスファイバーが光って見える仕掛け。
「今のLEDは高性能で、数センチのシート1枚で何色もの色を出す‥
こういうのには打って付けなんだ」
「ゆっくり色が変わって‥‥
窓ガラスに反射して、余計に綺麗に‥‥大きなクリスマスツリーに見える」
短時間制作の割には上出来だろう?
何というか‥‥
遠藤がクリスマスケーキを置いて行ったのに、俺は何も無しは少々悔しかったというか、嬢ちゃんに少しくらいはクリスマスの雰囲気を味わって欲しかったというか。
多分思いは俺も遠藤も同じ、仕事ばかりの嬢ちゃんにクリスマスを‥
それが一番の本音だとは思う。
「ありがとうございます朔夜叔父様」
「ん?
俺はこの程度しか出来んからな‥
技術屋は技術屋らしくだ」
「くすっ‥
凄いですね技術屋さんって、形が無いところから形を作る‥
それもこんなに綺麗な物を簡単に‥」
「来年は巨大クリスマスツリーを作ろう‥
前々から企画すれば、どんな大きな物でも可能なんだ」
「来年‥‥期待しています朔夜叔父様‥‥」
「期待してろよ嬢ちゃん」
躊躇ったが‥
嬢ちゃんの頭をポンポン撫でる、俺なりの姪っ子に対する愛情表現。