この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝ー多忙者達のXmas
第2章 クリスマスイブの噂-セフレの噂とイタい現実
「それは恋人同士が、仲良くクリスマスイブを過ごすという意味・・」
「俺の言い方がストレート過ぎた‥
嬢ちゃんの言い方の方が良い、仲良くクリスマスイブ‥‥確かにそうだ」
「じゃ、素敵であたたかいクリスマスイブを‥‥朔夜叔父様」
「ああ、嬢ちゃんも出来る限り紀永とクリスマスイブを過ごすんだぞ‥
紀永が寂しがるからな」
「なるべくは‥
必死に頑張れば、24日の内に早乙女邸に帰れるかな??」
「そこまでかっ!
・・頼むから早めに帰ってやれ、俺が紀永に恨まれる!?」
最終的には俺に責任が来るんだぞ?
穏やかな嫌みは聞きたくない、あれがどれだけ扱いにくいか‥‥嬢ちゃんは分からんだろうなぁ。
「無い無い!
朔夜叔父様は関係ないです、ちゃんと私の意志って紀永には話しています‥
ついでに言えば、遠藤さんが帰って紀永に説明してると思いますし、朔夜叔父様は素敵なクリスマスイブを過ごして下さい」
「遠藤か‥‥
嬢ちゃんの事だったら素直に話すか‥
ああ本当にすまん、もう1件の方が時間オーバーしてる、チャリティー系なんだが目的はクラスター社からの募金だろうさ」
「叔父様も大変‥‥」
「素直にコンサートを聞く‥‥余裕は無さそうだ、直接主催側との話になるだろう‥
元々間に合うとは思っていなかったから、それは良い‥
本当に早めに帰れよ嬢ちゃん?」
イブくらい余裕を持たせろ!
と、言いたいくらいに、俺は嬢ちゃんと別れて次へと向かう・・・