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禁断背徳の鎖外伝ー多忙者達のXmas
第2章 クリスマスイブの噂-セフレの噂とイタい現実
「東京とまではいかないが、街の灯りが綺麗なんだ‥
・・見るかリュカ?」
「・・・本当に綺麗・・・
私は函館に住んでいるのに、あまり夜景は見ないの、仕事ばかりで‥」
「それは俺も同じ‥
普段は仕事仕事で暇すら無い、だからたまに此処でこうしている、息抜きみたいなもんだ」
「・・・・・」
リュカの腰に手を回しても、彼女は何も言わない‥
それは同意の証。
「夜景を見ながらもオツだろう?」
「色んな女性に、そんな事を言っているのかしら?」
「最近は女性関係はとんとご無沙汰でな‥
特に秋辺りから帰宅時間まで遅くなって、女性どころの話じゃなくてな、こうして女性を抱き締めているのも久しぶりなくらいなんだよ」
そう言ってリュカの唇を奪う‥
此処まで来たら、もう止められん。
「・・・んんっ・・・」
「もっと貪欲になれ‥
何もかも忘れて俺を求めろ、そうしたら俺も忘れてさせてやる‥‥朝まででも‥‥」
「・・ええ、もっと忘れてさせて・・」
極力女性には優しくしたいが、今日のところは貪るようなキス‥
この方が夢中になれる、そう思った。
リュカの舌を奪い十分に堪能した後、歯列をなぞり舌の裏側まで確かめ、また舌を絡ます。
伊達に年齢を重ねて来た訳じゃ無い、女性の扱いはそれとなく慣れている方‥
亡くしてからのやさぐれ時代、かなりの数のセフレが居たのは確か。