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わざとの嫉妬、それからの・・・
第10章 欲情する尾行
それを土井は少しもいやがる様子はしない。
「岡本さんのウワサですよ。今日のネクタイ素敵だって。ねっ、飯島さん」
「うん、そう」
二人の女性に褒められて更に気を良くした岡本が、「そう」と赤いネクタイを誇示するようにして土井に向かって胸を張る。
すると土井は「曲がってますよ」と、その結び目に手を伸ばしてそれを直してみせた。デレデレ顔になる岡本。
木戸はそれで横向きになった土井の胸元を見てしまい、テーブルの下で飯島亜紀子にポンと足を蹴られてしまった。
「岡本さんのウワサですよ。今日のネクタイ素敵だって。ねっ、飯島さん」
「うん、そう」
二人の女性に褒められて更に気を良くした岡本が、「そう」と赤いネクタイを誇示するようにして土井に向かって胸を張る。
すると土井は「曲がってますよ」と、その結び目に手を伸ばしてそれを直してみせた。デレデレ顔になる岡本。
木戸はそれで横向きになった土井の胸元を見てしまい、テーブルの下で飯島亜紀子にポンと足を蹴られてしまった。