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わざとの嫉妬、それからの・・・
第10章 欲情する尾行
「ねぇ、そう思ったでしょう。私もそう思った。でも、今でもそんな場所ってあるのかしら?」
「う~ん、裏ではあるみたいだよ。ネットなんかで書き込みがあるようだしね」
「そうそう、私もそんな記事を読んだことある。木戸君もよく見ていたけど、土井さんのあの下着、絶対そうよ。ねっ、ちょっと向こうに隠れて待ってみてあの二人が何処に行くか後をつけてみない」
そう飯島亜紀子に通りを渡った先のビル陰を指差されて「えっ!?」と言葉に詰まったが、渋々と「十分だけだよ」とそれに同意した。
信号が変わり、通りを渡ってビル横の細い道に体を寄せ合って隠れ、反対側にある居酒屋の入り口を除き見る。
「う~ん、裏ではあるみたいだよ。ネットなんかで書き込みがあるようだしね」
「そうそう、私もそんな記事を読んだことある。木戸君もよく見ていたけど、土井さんのあの下着、絶対そうよ。ねっ、ちょっと向こうに隠れて待ってみてあの二人が何処に行くか後をつけてみない」
そう飯島亜紀子に通りを渡った先のビル陰を指差されて「えっ!?」と言葉に詰まったが、渋々と「十分だけだよ」とそれに同意した。
信号が変わり、通りを渡ってビル横の細い道に体を寄せ合って隠れ、反対側にある居酒屋の入り口を除き見る。