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わざとの嫉妬、それからの・・・
第2章 前段階 第一弾
そしてやにわに目の前にしゃがまれた。

(ここでフェラチオをしてくれるか!?)と驚きと期待が混じりあったが、実際は開けられていたファスナーを上にあげられて閉められただけだった。

「あ~あっ、こんなになっちゃって。早くおとなしくなるのよ」と亀頭辺りをなでられて、再び女が同じ目線へと戻ってきた。

「さっ、早く戻りましょう」と促されてから細い指先で唇を拭われた。

「うん、何も付いてないから大丈夫よ。私は?」とキスをしていた唇を強調して見せられた。

「ああっ、大丈夫だよ」と答えてやると、「そっ、ありがとう。じゃ、今はここでお別れね。じゃあ、後でね」とバッグを拾い上げ、手をヒラヒラさせて女が戻っていくのを見送った。
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