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わざとの嫉妬、それからの・・・
第2章 前段階 第一弾
男には後でねと言う言葉がいつまでも耳に残った。

やはり、今日二人で会えるんだと思うと妙に嬉しかった。

そんな思いで見る、離れていく後姿。

揺れる背中とヒップライン。

一歩動くたびに悩ましく浮き出る尻姿に、また言いようのないジェラシーをかきたてられるがどうしようもない。

男は諦めをつけてトイレへと入り、個室で便座に腰掛けるとまだ半立ちの陰茎のままに窮屈な尿足しをした。

そして先から勢いなく尿を出すほどに陰茎もしぼんでいった。

それから何食わぬ顔で席に戻ることにするが、ホールに出たところでどうしても飯島亜紀子の方を見てしまう。

それは相手も同じようだったようで、向こうもこちらを見てはっきりと目と目が合った。
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