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わざとの嫉妬、それからの・・・
第5章 本番 熟女との情交の始まり
その声のトーンが今まで自分と話していたものより高くなっていることに敏感に男は気づき、そして隣で別の男と会話されることをひどくイヤに思った。

ましてや電話機から男の低い声の音が漏れ聞こえてくるのだからなおさらだ。

女はそんなこちらのことを気にかけながら会話をしている。

「・・・。ん、ごめんなさい。明日、早い用事があって・・・。そうね、楽しかったわ。・・・。・・・。いま?今はまだ外。友達から電話来て話してたら遅くなっちゃって、コンビニによって歩いて帰っている途中。・・・。そんなことない、一人よ」

話しながら横目にこちらをチラッ、チラッと見やる女の目がいつのまにか戸惑いから悪戯っ子に変化している。
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