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第1章 杏の踊り

翌日、鈴玉は来客堂に帰ってきた。

「鈴玉さん、大丈夫ですか？
　顔色が悪いみたいですが」

「だ、大丈夫よ。それより順番は最後
　になったから」

「さ、最後ですか」

杏は驚いた。まさか自分が最後になる
何て思っていなかったからだ。

「残り1日よ。頑張りましょう」

「はい」

今から緊張してきたが、やるしかない
と思い頑張った。