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第2章 新しい生活

案内されて、数分経った後皇帝陛下
がやってきた。

「皇帝陛下に拝謁いたします」

「堅い挨拶はいらない。
　この部屋は気に入ったか」

「はい。とても綺麗で、私には
　もったいないです」

皇帝は杏の手を握ると正面にある
イスに座らされた。

「杏をイメージした部屋を作らせた」

「あ、ありがとうございます」

わざわざ作らせたのは驚いたが
綺麗な部屋だったので満足した。

「明日は衣装を作らせよう」

「ありがとうございます」

2人は夜になっても、話し合っていた。