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覇王の寵愛~淫らな花嫁教育
第2章 新しい生活
「鈴玉、何を考えている」

後ろを振り向くと、明陽が不機嫌そうに
立っていた。

「明陽様、すみません。少し気になる
 事がありまして・・」

「気になる事?まさか鈴玉、お前
 好いてるやつがいるのか!!」

「い、いえ。私は杏の事が心配で」

明陽は後ろから抱き締めると嬉しそうな
声で囁いた。

「お前は俺のものだ。俺だけの」

昔の事を思い出すと胸が痛くなる。
でも、もう逃げられない。
この腕からは離れられないからだ。
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