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蝉が鳴いた日
第11章 実践試験4日目
男達2人は、私を台の上に固定すると部屋を出て行った…

私は、そのまま放置され…

多分…2時間ほどが過ぎた頃1人の男が部屋に入ってきた…

ガチャ…

「おい。」

「はい…」

「痛くないか?」

「えっ?…」

「トイレは?」

「したいです…」

「今ほどいてやるからな…」

男は私のロープをほどき自由にしてくれた…

「さぁ今の内にトイレに行ってこい。」

「えっ?…でも…」

「他の奴等が来る前に…早くしろ。」

「はい…」

私は隣りの部屋のトイレに行った…

トイレを済ませ部屋に戻ると…

「ほら、座れ!」

「喉渇いたろ?ジュースだ、飲め。」

「あ…ありがとうございます。」

ゴクゴク…

「腹もへってるだろ?ほら…」

男はハンバーガーを差し出した…

「いいんですか?」

「もちろんだ。さぁ食べろ。」

「はい。」

「少ししたら本日の試験が始まる。」

「あと少しで、家に帰れるから頑張れよ。」

「はい…」

「今は辛いだろうけど、耐えるんだ。」

「飼育員の言う事を聞いていれば、酷い事はされないから、我慢して耐えるんだ。」

「拒否をすれば、酷い事をされる…」

「だから言う事を聞いて、我慢して耐えていれば、すぐ家に帰る事が出来る…」

「わかったか?」

「はい…」

「ありがとう…」

「どうした?泣いているのか?」

「だって…なんか嬉しくて…」

「ここに居る人達は、私の事を…まるで、オモチャみたいに扱って…」

「なのに…その…えっと…」

「ん?俺か?稔だ…みのるって呼んでいいぞ。」

「み…のるさんは優しくしてくれるから…」

「俺は、他の飼育員達とは違うからな…」

「さぁ…涙を拭いて、早く食べろ。」

「はい。」

「じゃ、頑張るんだぞ!りん。」

「はい。」

「じゃあな。また来るよ。」

稔さんが部屋を出て行った…

名前を呼ばれたのなんか何日振りだろう…

ここに連れて来られ、毎日酷い目に合わされているのに…

名前を呼ばれただけで、嬉しかった…

5分ほどして、男が部屋に入ってきた…








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