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幸せになれる恋
第2章 桜の恐怖

しばらくして次の駅に着いた
またたくさんの人が乗ってくる
桜と聖はまたドアの方に押された
後ろは聖が桜をかばうように
寄り添ってくれている
なぜだか聖は怖くなかった
横に居てくれることで安心できる
どんどん押されて苦しいくらい
「桜、辛くないか?大丈夫?」
「はい…。だ、大丈夫、です」
「降りるか?顔がやばいし震えてる」
「大丈夫です!もう少しだから」
そう。
後4つで自分ご降りる駅に着く
だから耐え抜くつもりだった
電車動きだして
もう少し、もう少しだからと
思っていた時
事件は起きてしまった

