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幸せになれる恋
第14章 二人の時間

聖はホントに心配だったわけじゃない。
飯食った後だから寝たりしないと
分かってはいたけど
それを理由にこじつけただけ。
ただ一緒に入りたかった。
別にエッチなことをしたいとか
そうじゃなくて
ただゆっくり風呂で浸かって
話したかったのだ。
桜との事ありえないくらい
好きになっている。
どうしたらいいんだろうか。
家族の話を聞いた時
本気でグサってきた。
辛い事経験しすぎだろ...
でも、そんな桜を笑顔にしたい。
隣で守りたいって思った。
あいつ一人暮らしの意味なくないか?
一緒に住むのも悪くないよな…
いきなりすぎるか…
でも、楽しいだろな。
いつもからかって面白い時間が
増えるんだったらそれでもいいな。
提案してみるかな。
そろそろ経ったし
風呂に行こう。
そうして聖もパジャマをもって
風呂に向かった。
「桜入るぞ。」

