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第15章 水族館デート

「それはダメ
そんなことしてて店に誰か来たどうすんの？
店に入れないように鍵掛けたら
セキュリティかかるだろ。」

「っっ。何で知ってるの…？」

「俺の会社もそうなってるから」

「じゃそれがダメならどこか
カフェみたいなお店で待ちます！」

「夜にそんなとこいて
変な奴に絡まれたらどうすんだよ？
夜だから酔っ払いもいるんだよ。」

「明るいし周りに人いるでしょ？」

「その周りのヤツが信用できない。
頼むから。車にしよう。
ちゃんと許可取るから。」



桜は思った。
聖は絶対諦めないと。


「分かりました。それで聖さんの
不安がなくなるならそれでいいですよ。
だから不安にならないで」

そう言って力いっぱい聖を抱きしめた。



二人はしばらく無言で抱き合う。


すると聖が重い口をひらく



「桜、もう１個提案がある」

「なんでしょうか？」

「．．．．．．」

「ひ、聖さん？」

「いっ、一緒に．．．















俺と一緒に．．．．．．







































一緒に住まない？」