この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幸せになれる恋
第22章 聖とのこれから
聖さんが運転する車に乗って
海岸線沿いすぎて
見る限り素敵だ!って思うところに来た。
見ると大きなおうちがたくさんある。
別荘だろうか。
すると聖が車を一軒の大きな別荘に
入れようとしている。
「聖さん?ここは別荘ですか?」
「ここが実家。あと両隣もね。
小さい方は爺ちゃん達が使ってたけど
もう居ないからこれからはオヤジ達が
使うかもな。
母屋がメインに生活してて
もう一つはゲストハウス的な感じか?」
「やっぱりおぼっちゃまだったんだ。」
「やっぱりって何だよ。」
「釣り合わないって意味が分かりました。」
「桜!それ言わない事」
するとお爺さんみたいな人が車までやってきて
『おかえりなさいませ聖様』
「ただいま。オヤジ達はいる?」
『旦那様は留守でありますが、
大奥様はいらっしゃいますよ。
あと、昴様はお仕事ですが
奥様とぼっちゃんがいらっしゃいます。』
「そうなんだ。ありがとう。
急だったけど一応おふくろには
連絡してるから。」
『承知しております。中へどうぞ。
お嬢さんも遠慮なさらず入ってくださいませ。』
「あ、ありがとう…ございます…」
「桜行こ。」
「は、はい。緊張します…」
「ははは。そりゃこんな歓迎されたら
ビビるか。普通にしてて。」
そう言いながら長い道を歩いて
大きな玄関の前に立って
入る前に深呼吸して
「よし!大丈夫!」
って気合いを入れてると
いきなり玄関が開いた!