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第22章 聖とのこれから

『おかえり聖！！！！！』


すごい勢いでそれも大きな声で
綺麗な女性が出てきた。


御兄様の奥様かな？
って呆然としていると

「ただいま母さん」



お母さん！！！？？？？

ありえない、若すぎる。


見た目30代前半。


この人がお母さん？？？？



『いらっしゃい。えっと．．．』

「母さん勢いよすぎて桜が固まってる。」

『ごめんね』

「えっ、と…はじめまして。
急に来て申し訳ございません。
相川桜と申します。」

『ご丁寧にどうも！さくらちゃんね。
入って入ってーー！！』

「お、おじゃま、します」

「桜リラックスして。緊張しすぎ。はははっ！」

「あ、当たり前です！！！
言ってくれないと心の準備が！！」

「行くって言っただろ。」

「違う！！
こんな豪邸で富豪だなんで聞いてないんです！」

「別に富豪じゃないから言ってないだけ」


聖はクスクス笑いながら家の中に入ってった。



桜は後ろを付いていく…

今にも迷子になりそうなお家を
聖の服を持って歩いて行く。